閑休茶話 スサノオとニギハヤヒという親子の最高神という概念を比較神話学で見ると特異なのか?(3)

比較神話学

大学で比較人類学の講義を受けたのが比較学の私との出会いだった。当時はその価値もわからず、変な学問があるものだな位にしか思っていなかった。しかし、各地方の民族が持つ風俗や独自の文化の比較は、最近のDNA人類学と相まって、人類の発展の歴史を知る上で非常に重要な学問となっている。

 

比較神話学はメジャーな学問とは言い難いが、これはこれでなかなかに存在意義のある学問だと思う。ようやく本論をにたどり着いたが、今回の記事の目的はスサノオとニギハヤヒのように、親子であり、さらに両方が最高神であると言うような信仰の形態が他の神話にも見られるのかということを調べてみたいのである。

 

日本神話   スサノオとニギハヤヒ(あるいは大国主)

キリスト教   天の父なる神とイエス

エジプト神話   オシリスとホルス

ギリシャ神話   クロノスとゼウス

ホピ神話    タイオワとソックナング

 

北欧神話 オーディーンとバルドル

 

パラオ神話  巨大シャコ貝とウアブ

 

インド神話   ヴィシュヌ神とブラフマー神

 

エジプト   オシリスとホルス

弟のセトに謀殺された。さらにこの際、遺体は、ばらばらにされてナイル川に投げ込まれたが、妻であり妹でもあるイシスとアヌビスによって、魚に食べられた男根を除く体の各部を拾い集められ、ミイラとして復活する。その一方で自身の遺児・ホルスをイシスを通じて後見し、セトに奪われた王位を奪還させ、ホルスに継承させる。これ以降、現世をホルスが治め、自身は、冥界の楽園であるアアルの王として君臨し、死者を裁くこととなった。


ギリシャ神話   クロノスとゼウス

ゼウスはギリシア神話の主神たる全知全能の存在。全宇宙や天候を支配する天空神で、人類と神々双方の秩序を守護・支配する神々の王である。

父クロノスはわが子に支配権を奪われる不安にかられ、生まれた子供を次々に飲み込んでしまった。そこでゼウスを生んだとき、母レアーは産着で包んだ石をかわりにクロノスに飲ませることでゼウスを救った。

成人したゼウスは、嘔吐薬によってクロノスに女を含め兄弟たちを吐き出させ

父親に復讐をしたがっている彼らと共に、全宇宙の支配権を巡る戦争であるティーターノマキアーを勃発させた。

ゼウスたちはクロノスなどのティーターン神族を打ち倒し、敗者であるティーターン神族は宇宙の深淵であるタルタロスに封印された。

ゼウスとポセイドーンとハーデースは支配地をめぐってくじ引きを行い、それぞれ天界と海界と冥界の主となった。

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